上位ボードの様子。Photo By Masako U.
皆さんこんにちは!東京オープンは4ラウンドが終了し、
後半戦へと突入しました。現時点では、4ラウンドに山田弘平さんを
下した南條遼介さんが4戦全勝でトップを走っています。
単独2位は3.5ポイント、JCAレート1645ながらレーティング2079の
小林厚彦君を破り、リスト4位の桑田晋さんからドローを奪った
Andrew Lewisさん。これだけを見ると、Andrewさんが
格上プレーヤーをアプセットしまくっているように見えますが、
彼は実はイングランドのFIDEマスター。FIDEレーティングは
2281と、今大会では南條さんに次ぐレーティングを持つ実力者です。
5ラウンドは、南條さんとAndrewさんの直接対決!南條さんが
この一戦を制せば、彼の単独優勝が決定します。FMレベル同士が
ぶつかり合うこの試合は、今大会最大の目玉となるでしょう。
Andrewさんの過去の試合を見てみましたが、彼は1.c4から
始まるイングリッシュオープニングを得意としているそうです。
そういえば、ShinがWashington Internationalで対戦したイングランドの
FM Ian Thompsonさんもイングリッシュプレーヤーでした。
やはり、イングランドのプレーヤーはイングリッシュオープニングを
指すように義務付けられているのでしょうか!?
話は変わりますが、3-4ラウンドでもかなりの数のアプセットが出たようですね。
これを踏まえて、Upsetランキングを更新しました。
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1ラウンドに中々のアプセットを記録した勝田さんは、3ラウンドにも
レーティング500程上の高橋幹雄さんに勝利。スタート順位は
38位/40ですが、現在10位タイという好位置につけており、
後2ラウンドで1ポイントでも取れれば、Bクラスでの入賞は堅いでしょう。
4ラウンド終了時点でのUpsetランキング暫定トップは、
レーティング1951、元サマーオープンチャンピオンの
坂井延寿さんを撃破した麻布の吉田晴貴君。
USCF1677の逢阪君を除けば、吉田君のスタート順位は
最下位。全敗してもおかしくないくらいの対戦相手達に対し、
4ラウンド終了時点での順位は27位タイと大健闘しています。
以上が、4ラウンド終了時点でのUpsetランキングです。
吉田君のUpset値811があまりにも凄すぎて、これ以上の
アプセットは出ないのではないかとShinは思っています。
ですが、プレーヤー達が疲れてくる大会終盤では何が起こるか
分からないので、最終日も変わらず結果を追っていくつもりです。
では皆さん、東京オープン最終日、Good Luck and Have Fun!!