おはようございます！ShinがワシントンDCに
着いたのと同時に、全日本女子選手権が終了しました！
結果は、4ラウンドでEkaterinaさんを、5ラウンドで石塚さんを
撃破した内田成美さんが5.5ポイントで優勝！
日本女子トップエースの実力を存分に見せつけました。
内田さんは、これで女子選手権を2連覇。
忙しくて出れないと思うとか言っていましたが、
来年のオリンピアードでは、是非日本女子の
1番ボードとしてプレーしてもらいたいですね！
2位には内田さんに敗れたものの、安定した力を発揮した
Ekaterina Egorovaさんが4.5ポイントでランクイン。
彼女はFIDE籍がロシアなので、日本代表として
国際大会に出場することができません。
FIDE籍を変更すれば何とかなるかもしれませんが、
2011年に女子選手権で優勝した時に
変えなかったのを見ると、オリンピアードの権利は
下りてくる可能性が高そうです。
3位タイは4ポイントが3人。その中で最もタイブレークが
高かったのは、最終ラウンドにEkaterinaさんから
ドローを取った石塚美来さんでした。
対内田戦では1.f4!?と指されプレパレーションを
外され、そのまま押し切られたようですが、
悔しい負けの後に2000オーバーのEkaterinaさんと
星を分けたのはさすがだと思います。
2番目にタイブレークが高かったのは橋本あづみさん。
彼女は最終ラウンドに内田さんからドローをもぎ取り、
内田さんの全勝優勝を阻止しました。
タイブレークで5位となったのは雨宮杏奈さん。
インドアゲームズ代表の経験を活かし、4勝2敗と
ファイティングスピリットを見せてくれました。
3.5ポイントで単独6位に入ってきたのは長谷川愛美さん。
初日は1ポイントと苦しみましたが、最後はやはり
上位に上がってきました。上記の5人の誰かが
オリンピアードの権利を放棄したら、恐らく
長谷川さんのところまで権利が下りてくるでしょう。
全日本ジュニア選手権と小学生選手権では
海外組が優勝をかっさらって行きましたが、
今大会では内田さんが国内組の意地を見せました。
これからも、国内組と海外組が切磋琢磨して、
お互いの実力アップに繋がればいいですね！
