相手の駒を取るテクニックで、最も基本的なのが「フォーク(両取り)」です。
フォークとは、相手の駒を同時に攻撃することで、駒得を狙おうというもの。キャスリングを除き、
チェスでは一度に一つしか駒を動かせないので、同時にいくつもの駒を攻撃するフォークは
強力な武器となります。フォークの例を見てみましょう。
左の図はナイトでのフォークです。白ナイトが、黒のキングとクイーンを同時に攻撃しているのが分かるでしょうか。
黒はキングを逃がすしかなく、白は難なく駒得することができます。
右の図はビショップでのフォーク。白ビショップが、黒の二つのナイトを同時に攻撃していますね。